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2016年12月07日

本当につらい訃報

佐藤でございます。一昨日に届いた訃報。

私がとてもお世話になっていた先輩が亡くなった。

高校の柔道部の２こ上の先輩だった。高校では１年しか被らないのだが、

寮に入る柔道部にとって１年は非常に濃い内容の１年です。しかも１年生の時の３年生というのは

雲の上の先輩であり、神様のような光をはなっていた、そんな時代でございました。

その中でも、会話の節々に優しさがあり、もちろん怒ったら怖いのですが、その先輩はいつも、とても優しかった。

卒業すると先輩ではありますが、関わりが無くなるものですが、やはり上下関係はどんな時でも、時間が経っても変わりません。

 

私が大学に入る時、その大学にいらっしゃったので、一人暮らしのアパートを探すのを手伝ってくれました。

空港まで迎えに来てくれて、その先輩の家に泊めて貰い、お食事連れて行ってくれて、翌日バイク２ケツで数件のアパートを巡ったりしました。

大学入学してからも何度も顔を合わせて、事あるごとに食事に連れて行ってもらったり、飲みに連れて行ってくれました。

バイト先も紹介してくれたり、いつも僕を気にかけていてくれていました。

 

バイクが好きだった先輩は、いつもＳＲという単車をコロガシていました。

顔中傷だらけになっている時に、どうしたんですか？って聞くと、車とぶつかって、ふっとんで一回転したけど、前まわり受け身で助かったぜ！はっはっはって笑ってました。

柔道やってきて良かったって言ってました。

その時も、相手の女性のドライバーも、色々あるといけないし、体は大丈夫だからバイクだけ直してくれればいいって事で納めたくらい

相手を思いやる人でした。

 

旅行も好きでハワイや韓国とか行って、いろんなここでは言えない武勇伝を披露してくれたりもしました。

私の嫁さんとも会った事あって、嫁さんも良く覚えているって言ってました。私は先輩と嫁とどこで会ったのかも覚えていませんが

万人に優しさを与える人でした。

中学の頃は悪かったって聞いてますが、頭も良く、礼儀正しく、仲間を大事にするそんな人です。

 

大学卒業してからは疎遠になってしまいましたが、風のうわさで横浜の青果関係のお仕事をしているという事を聞いていました。

実家は八百屋さんですから、いつかは戻って継ぐのかなと思っていました。きっと、そんな思いもあったんだと思います。

 

とてもツライ。

 

昨日先輩に会いに行きました。とても安らかに眠っているようでした。

先輩と会話をしたり、練習したりしていた頃と変わらない、何もかわらない、そんな感じでした。

 

帰り際、先輩のお父さんからリンゴを貰いました。

夜中に家に戻ってきて、リンゴを食べました。

本当においしいリンゴでした。

 

先輩の事はずっと絶対に忘れません。

色々とありがとうございます。

先輩の様な男になりたいです。

 

天国でも単車をコロガして楽しんでくださいね！

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